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2024/8/21「気を付けよう 食中毒」108


みなさんこんにちは

今回は身近にある食品から様々な食中毒とその対策についてまとめてみました。

 

※注意したい食中毒一覧表


①カンピロバクター属菌

 

(特徴)細菌による食中毒で最も多く発生します。

感染力が強く少ない細菌数でも中毒症状を起こします。

 

(主な原因食)鳥刺し、加熱不足の鶏の唐揚げ

 

(潜伏期間)1~7日 

 

(症状)下痢、腹痛、発熱、頭痛、全身倦怠感。まれにギランバレー症候群という手足の麻痺や呼吸困難を伴う病気を発症します。

 

(予防策)生、または加熱の不十分な鶏肉や鶏レバーを食べない

 

②腸管出血性大腸菌

 

(特徴)強い感染力があって重い症状を引き起こします。

(主な原因食)牛肉、加熱不足のハンバーグ、生食用野菜、浅漬け、水

 

(潜伏期間)4~8日

 

(症状)腹痛、下痢

 

(予防策)食肉の生や加熱不足は食べない。生野菜は流水で洗浄

 

③黄色ぶどう球菌


(特徴)人の皮膚などに住んでいる菌で手から感染します。

 

手洗いが不十分だったり、切り傷のある手で握ったおにぎり等から感染することがあります。

 

(主な原因食)おにぎり、卵

 

(潜伏期間)1~3時間

 

(症状)突然の吐き気と嘔吐、腹痛、下痢

 

(予防策)手洗い、調理後はすぐ食べる。すぐ食べないときは冷やす。

 

④ウェルシュ菌

(特徴)熱に強く、酸素に弱い菌です。

大量に調理された食品から感染することがあります。

 

(主な原因食)カレー、シチュー、筑前煮

(潜伏期間)8~18時間

 

(症状)下痢・腹痛

 

(予防策)調理後に冷却、または再加熱する食品は急速冷却

 

⑤ノロウイルス


(特徴)ノロウイルスは二枚貝(カキやあさり)ですが、それ以外に食器、ドアノブ、じゅうたん、床などを触った手指に付着したウイルスを食品と一緒に摂取しても感染します。

(潜伏期間)24~48時間

 

(症状)

下痢、嘔吐、発熱、吐き気、腹痛 発症後に2~3週間は

ふん便中にノロウイルスを排泄し続ける

 

(予防策)手洗い、食材の加熱(中心温度85~90℃で90秒間以上)持ち込まない。拡散しない。

 

※食中毒の予防三原則

 

①「食べ物に菌を付けないこと」・・・手洗い、まな板・包丁を殺菌、冷蔵庫内は肉と野菜を保存袋に分ける



②「食品の中で増やさない」・・・冷凍で菌は死なないので、解凍は冷蔵庫内で行って下さい。

 

③「調理など加熱して細菌などを死滅させる」

 

みなさん食中毒には気を付けてくださいね。






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